商売繁盛の秘訣と実例

昔ながらの商売繁盛の秘訣、実は今でも通用する王道だったりします。スモールビジネスでも勝てる仕組みとは?

ビジネスマンと商売人

私たちはよく、ビジネスマン、という言葉と使いますが、日本では、これは、サラリーマン
というのと、よく似た意味ですよね。
自分で商売をしている人のことは、個人事業主、とか、起業家、とか、大きな企業の
経営陣になると、企業人、とか、そういう言い方をするのでしょうか?

いずれにせよ・・・個人事業主であろうと、大企業であろうと、商売をしていれば、
商売繁盛を願うのは当然ですよね。で、商売繁盛の神様、とか、そういう場所が、
正月の初もうでなどで賑わう、ということにもなるのでしょう。

いや、昔の話ですが、特に、商売繁盛の神様を祭っている神社などでは、
初詣の賽銭箱に、一万円札が結構混じっていたそうです。
で、昨今は・・・? と申しますと、その頃と比べると、一万円札はおろか、
千円札の姿も、珍しくなってしまったな、なんていう話を聞きます。

そうすると、なんだか、寂しい気持になってしまいますよね。
商売繁盛の神様のご利益(りやく)も、賽銭の多寡次第・・・ということになるのでしょうか?
いやはや・・・政権与党の人間は、自分の党が、なにかの間違いで政権にある間に、
これ幸いと、大臣だなんだ、と、権力の座につこうとするばかりで、まるで、火事場泥棒の
集団のようです。

そんな輩が政権にある間は、私たち市井の商売人にとって、商売繁盛なんて、
願うべくもないのかもしれませんが・・・。本当に、暗澹たる気持ちになってしまいますね。
しかし、来年の正月にも、私は、商売繁盛の神様のところへ、初詣に出掛けますよ!

保険として

商人にとって、自分の商売が繁盛することが、商売をすることの目的であることは、間違いがありません。
商売繁盛を達成して、商売繁盛を続けて、その先に、なにか、別の目的、目標がある、
ということはあるでしょう。

しかし、商売をする限り、商売繁盛を目指す、商売繁盛を願うことは、これは当然でしょう。
商売繁盛を目指して、日々、切磋琢磨していても、必ずしも、常時、商売繁盛が達成されるわけではありません。
商売ですから、不調のときもあるでしょう。
その時々の景気や社会情勢など、不確定要素(商売をやっている限り、この、不確定要素を、不確定のままにしておかないよう情報収集を怠らないことが求められますが・・・)に左右されることもあるでしょう。

そんなことも考えると、商売繁盛を目指す本業だけではなく、なにか、サイドビジネスや、
資産運用について考える、ということも、実際に、あることでしょう。
例えば私は、いま、比較的順調な本業に力を傾注しつつ、fxで資産運用も同時に行っていこうと、fxスプレッドについて調べております。

本業について、今後、どのように推移していくか、商売繁盛とまではいかなくても、
比較的好調な状態が、どれだけ続くか、不透明であるからです。商売繁盛を目指しつつ、
資産運用もしっかりと行っていく、ということが出来れば、より安心して商売をしていけるな、と、いうふうに考えています。
つまり、保険として、資産運用を行う、という考え方ですね。

「利真於勤」と「陰徳善事」

近江商人の優れた教えに、さらに2つの教訓があります。
「利真於勤」と「陰徳善事」という言葉です。

「利真於勤」とは、「利ハ勤ルニ於イテ真ナリ」という意味で、商人さらには商売繁盛というものは、物資の流通を促進するものであると、徹底的に考えたことにあります。

つまり、商売繁盛、利益とは、流通そのものを促進することで、その派生効果、平たく言えばおこぼれで生まれるものだという、謙虚な姿勢の表れなのです。

今で言えば、活性化という言葉がそれにあたるでしょうか。
地域の活性化、コミュニケーションの活性化など、いろいろありますが、やはり活発な人と人との交流を促進することが任務だということを忘れてはいけないのです。

企業であり、商売繁盛を願う個人・法人というものが、人の交流の活性化、ひいては幸福を願う事が、ゆくゆくは自分の商売も繁盛させるものであるという、深い教えです。

自分の利益さえ上がれば、商売繁盛と考える、拝金主義を戒める教訓ですが、いつの時代にも、いや今の時代にこそ、だれもが肝に銘じるべき言葉でしょう。

そして「陰徳善事」とは、人知れず善行を積むことを勧めた教訓です。

確かに、社会的責任を果たすことが商売繁盛につながる、というハイレベルな考えに到達するのは、副業でも独立・起業でも、かなり時間がかかることに違いありません。

誰も、そんな崇高なレベルに、すぐ行けるわけはありません。

でも、商売人として、やはり肝に銘じておかなければならないことは確かにあって、それがこの「陰徳善事」というものではないでしょうか。

「陰徳善事」ならぬ「陰徳悪事」をしている、見掛け上繁盛している商売人というのは、それでもたくさんいるでしょう。

でもその多くが、時には晩節を汚し、時には法の裁きを受け、という状況に落ちっているのです。

誰でも自己顕示欲はあり、見返りを期待してしまうところがあるでしょう。

近江商人にしたところで、商売繁盛は利益の追求的な考えも、きっと多くの人が持っていたでしょう。
だからこそ、このような言葉で戒めていた彼らは、現代でも商売繁盛の手本として、いやこれからも長きにわたって、商売繁盛への道しるべとして、語り継がれていくのでしょう。

ソリューションという商売繁盛

「副業や独立・起業はしたい、でも何をやればいいんだろう」

やりたいけれど、何をやればいいか、何から始めればいいかわからない、そんな声をよく耳にします。

そんなときに考えるヒントをお届けしましょう。

最近、特にIT関係でよく耳にする言葉「ソリューション」
聞いたことがありますか?

日本語で言うと「解決策」です。
なぜこの言葉がもてはやされているのでしょうか?

当然、儲かるからです。
商売繁盛のキーワードだからです。

IT系のセミナーなどに行くと、必ずこのソリューションという言葉が出てきます。

あまりに使われすぎて、ソリューションというキーワードだけでは、セミナー集客にも苦労するくらい、氾濫してしまった感はありますが。

でも、なぜソリューションが、商売繁盛のキーワードなのでしょうか?
それは、どんな企業にも問題があるからです。

問題があるから、それに対する解決策を提供する。
それがソリューションであり、それが商売繁盛の武器なのです。

考えるヒントというのは、この問題を考えることです。
そうです。
あなたがその問題に、ソリューションを提案できれば、あなたの商売繁盛につながってきます。

例えば、少子高齢化はどうでしょうか?
これは日本だけではないにしても、日本国内の大きな問題のひとつですね。

問題が大きすぎますか?
スモールビジネスでの副業や独立・起業では、考えられないほど、途方もない問題ですか?

実はそうでもなかったりします。

お墓参り代行というビジネスがあります。繁盛している商売なんです。
高齢化でお墓参りが難しくなったお年寄りと一緒に、または代わりにお墓参りをしてくれるというビジネスです。

これ、最初はひとりで始めたサービスなんです。
日常のちょっとしたことをヒントに、副業や独立・起業を考えつくことはよくあります。

そして、問題があって解決策があるという仕組みを、常に考えていれば、必ず商売繁盛のヒントがあるはずです。

「世間よし」はビジネスチャンス

企業の社会的責任、CSRという考え方があります。企業にとってはとてもやっかいな時代になりました。

それは、モノを作って売っていればそれで済まなくなったからです。企業は様々な意味で、社会への貢献を求められています。

そして今は、それが商売繁盛の王道とも言われるようになってきました。

フィランソロフィーという言葉に代表されるように、営業活動以外の部分で、企業は何をしなければならないか、それをじっくりと考えなければならないのです。

ある意味、あなたの商売繁盛のチャンスでもあると言えます。なぜなら、そこまでできない企業が圧倒的に多いからです。

そこにニッチが生まれ、商売繁盛の材料が生まれてくるのです。

企業にとって、法制度や環境問題は、否応なく降ってきます。

各種の省エネに関する法律がいい例です。また、温暖化ガス排出を削減するという日本政府の方針もそうです。

容赦なく迫ってくる法律や制度、規制の波にさらされている企業は、どうすればいいのか考えあぐねているのです。

現に、2010年8月の総務省調査では、6割の企業が、グリーンITの仕組みを取り入れていませんでした。

この時代に、もっとも進んでいるであろうITの仕組みにさえ、大半の企業が対応できていないのです。

そしてここにビジネスチャンスがあふれています。

スモールビジネスが大企業に勝つ商売繁盛のヒントが隠されているのです。

ある意味、近江商人の教え、商売繁盛の仕組みである「世間よし」という考え方が、ビジネスチャンスを連れてきてくれる可能性もあるのです。

コンソーシアムとしての商売繁盛

商売繁盛comというホームページがあります。

中小企業異業種ポータルサイトと名づけられたこのホームページには、静岡県静岡市の数々の中小企業が掲載されています。

コンソーシアムという言葉を聞いたことがあるかも知れませんが、これなどはそれに類する取り組みのひとつです。

商店街に代表されるような、全員で商売繁盛に取り組むような仕組みは、最近の大規模店舗、量販店全盛の時代には、めずらしく、また難しいところでもあるでしょう。

でも、それがインターネットを駆使することで、時間・空間的な束縛を脱し、素早い情報の授受と集客の仕組みを構築することで、小さなビジネスでも大企業を向こうに回して、立派にビジネスを成立させるチャンスがあるのです。

商売繁盛の仕組みが、ブリック・アンド・モルタル、つまりすべてを持っている集合体から、クリック・アンド・モルタル、さらにはバーチャルな店舗まで広がってきました。

さらに、例えば総合電機メーカーのような、1社で完結する仕組みから、特化したメーカーへとシフトも起きています。

1社完結の最大の欠点は、動きが遅くなることです。決済に時間がかかり、戦略を実行するまでの期間が延びる、それで商売繁盛の仕組みから乗り遅れてしまう。

でも、スモールビジネスの集合体であれば、決定も早く、行動に移せるのも早いはず。
当然、動きの鈍いスモールビジネスは論外ですが、ひとつひとつの企業やビジネスオーナーが、スピードで勝負すれば、決して大企業にも負けることのない商売繁盛の仕組みをつくることができるのです。

すべては商売に通ず

近江商人の例ではありませんが、三方良し、特に世間よしと言うことに注目すると、現在の商売の役割というものが見えてくる気がします。

それは、商売とは、利益が上がることだけを繁盛という指標にすると、どこかで行き詰まってしまうと言う教訓だと思います。

しかし副業にしても、起業当初からそんな高遠な目標を立てるべきではないのですが、ゆくゆくの目標は、どこかで「世間よし」という考え方を持っているべきでしょう。

「すべては商売に通ず」ということを忘れないで欲しいのです。

それはどういうことでしょう?
たとえば、副業としてネットショップを開店したとします。そこでメルマガを発行することもあるかもしれません。
従来なら、商品の説明はしても、メルマガでお客様を啓蒙するなどいうやり方はありませんでした。

でも今は、副業でも専業でも、いかにパーソナリティを出していき、信頼感を醸成することが商売繁盛に繋がるかということなのです。

これが、すべては商売に通ず、という考え方。

あなたの一挙手一投足が、商売繁盛の成否を左右すると言っても、過言ではないでしょう。

以前のような大量生産・大量消費の時代が過ぎ去って久しいですね。
今は個の時代とも言われ、均一なメイドインジャパンが売れるといった、商売繁盛の仕組みはなくなってしまいました。

では、なぜお客様はモノを買うのでしょう?

そこに、信頼というキーワードがあることを忘れないでいただきたいのです。
お客様はなぜ、あなたから商品を買うのか、それはあなたを信頼したときでしょう。

段階的商売繁盛

もちろん、繁盛というものの捉え方にもよります。
単に売上を見るのか、利益を見るのか、そんなレベルもあります。

一方で、ワタミ会長の渡邉美樹さんのように、
「ありがとうを世界一集められる会社にする」
というような、いわゆるKPI(Key Performance Indicator、達成度を図るための指標)にするというやり方もあります。

まさに渡邉美樹さんのような考え方は、世間よしのやり方を体現するものですね。

ただし、商売繁盛はきれいごとではありませんから、KPIの置き方、つまり世間よしのレベルに到達するのは、容易ではないでしょう。

人間の欲求と言うのは変わります。
商売でもそうですね。

まずは、売上が1円でも上がるというが、繁盛の指標となるでしょう。
起業した時点から、「世間のために」という目標など掲げられるわけがありません。
この点、副業をする方が間違いやすいところなんです。

「大義名分がないと、商売は儲からない」
「好きなことをやっていれば、お金は後からついてくる」
などと言っていると、いつまでたっても副業としてブレークしない、という結果になりかねません。
ですから、段階を追って考える姿勢が必要です。
その中で何を商売繁盛と呼ぶか、これをビジネスの段階ごとに定義するのが、正しいやり方です。

近江商人にしても、最初から三方良しの哲学に全員がたどり着いたわけではないでしょう。海外を含む、広範な規模で活動していた近江商人と、近江商人とは言いながら、限定された地域で活動していた商売人とでは、繁盛に対する見方も当然違ったでしょう。

企業の存在価値とは

企業が、モノを作って売ればそれでよし、それで商売繁盛、とされた時代は、もう過ぎ去りました。
それはモノがなかった時代だからです。

これほどモノがあふれている時代。
同じようなものがいくつもある時代。

企業の役割、商売繁盛の定義は、作って売ることから、価値の提供へと、大きく変わってきたのです。

そしてそれは、大企業でも、中小企業でも、副業でも、独立・起業をする場合でも、商売繁盛を願うならば、必ず考えなければならない要素となったのです。

価値の提供とはなんでしょうか?

それが、近江商人の教えの一つ「三方良し」に通じます。

売り手よし、買い手よし、世間よし

この「三方良し」という教訓は、今から300年も前に説かれたものとは思えないくらい、新鮮です。

成果主義、という姿勢は、ともすれば「売り手よし」だけを考えているのではないでしょうか。

売り手よしの商売繁盛は、長続きするものでしょうか?

今や「買い手よし」顧客満足、個客満足は当たり前の時代。

そしてやはり「世間よし」という教えは不滅だと思います。

これこそが、企業の存在価値に通じるものなのです。

副業を行う場合でも、独立起業を志す場合でも、ひとつのビジネスのおーナーとなる以上、存在価値というものを忘れてはいけません。

それは「世間よし」という姿勢があってこそ、商売繁盛に繋がるものだという謙虚さを忘れてはいけないということなんですね。

人間が個人として社会の一員であると同時に、企業も重要な社会の一員であるという考え方、これが300年も前に説かれた「世間よし」という、商売繁盛の教えなのです。

現代の三方良し

近江商人の商売繁盛哲学の中で、もっとも有名な「三方良し」とは、どんな考え方なのでしょうか。

商売の三方とは、売り手・買い手、そして世間を指します。最後の世間を忘れないあたりが、長い繁栄と繁盛を続ける近江商人の商売哲学らしいものだと思います。

この三方良しの、どれがおろそかになっても、決して長い繁盛と繁栄を築いていくことができないというのは、とても優れた教訓だと思います。

近江商人の商売というのは、基本的に地域限定ではなく、広い地域や全国規模のものを指しました。
その中で、例えば他の地方への商売進出を考えた場合、繁盛を願うならば地域への貢献が必要不可欠なのです。

それはそうですね。
進出した地方の反発を食ったら、そこでの繁盛はおろか、商売そのものも困難になるのは自明の理です。

こういう考え方、今の時代で驚くほど、いやますます当てはまります。このグローバル化された時代こそ、とても大切な姿勢ですね。

では、具体的に世間よしとはどういうことなのでしょうか。それを商売繁盛という視点から少し掘り下げて考えてみましょう。
いわゆる現代の「世間」は、何を求めているのでしょうか?

それは、まず何が問題になっているかを考える事で、ヒントをつかむことができます。

少しここで考えてみてください。今の世間の問題とはなんでしょうか?
もちろん世界レベルの話もあれば、日本国内の問題もあります。

その問題を抜きにして、企業活動をすることができなくなってきたと言うと、おおげさでしょうか?

いえ、決して大げさではありません。
今の時代ほど、企業の存在価値が問われる時代はないのです。